
こんにちは!
のんびり母さんことのび子です。
今、お子さんに習い事の1つとして英会話を習わせているご家庭も多いと思います。
そして多くのオンライン英会話スクールでお子さん用のレッスンを提供しています。
オンライン英会話スクールは街の英会話教室と比較すると安価で通学する必要もないのでとても便利ですよね。
多くの子供用のオンライン英会話スクールではテキストとして市販のLet’s Go シリーズを使ったレッスンが提供されています。
このテキストがとてもバランスの取れたテキストです。
Let’s Go シリーズはどんなテキストなのか?
今回の記事では多くのオンライン英会話スクールで使われているLet’s Go シリーズの内容と使い方について解説します。
Let’s Go シリーズを使用しているレッスンでは、単語、フレーズ、文法、リスニング等のバランスの取れた英語学習をすることができます。
のんびり家では、その時々のライフスタイルやスクールの提供するサービス等に応じてスクールを変えてきましたが、レッスン内容はおおむね同じでした。
のんびり家の長女はLet’s Go シリーズを4年かけてコンプリートしました。
次女はLet’s Go シリーズのうちLet’s Go 5を習っています。
目次
Let’s Go シリーズ とは?
Let’s Go シリーズは、4技能(聞く、話す、読む、書く)がバランスよく学べる歴史あるテキストです。
その他のシリーズはページの一番下に載せました
Let’s Go シリーズは全部で8レベルあります。
・Let's Begin Level 1
・Let's Begin Level 2
・Let's Go Level 1
・Let's Go Level 2
・Let's Go Level 3
・Let's Go Level 4
・Let's Go Level 5
・Let's Go Level 6
英語に初めて触れる幼児から小学生まで幅広く学べることができます。
会話を基本とした段階別のテキストで、それらが実際にどのように使われているのかを学びます。また歌やチャンツ、楽しいアクティビティ満載のテキストをもとに、どのように言葉が会話の中で使われるのかを習得します。
歴史あるテキストで、イラストがふんだんに使われていてカラフルなので、小さなお子様にもとっつきやすいテキストです。
著者の一人は英語が母国語の日本人の方です。
ゲーム、歌、チャンツが盛り込まれたテキストで、気分屋の次女も幼稚園の年長さんから取り組んでいました。
次女はたまにテキストのイラストに落書きしています…

アンディの顔に鼻毛を書くな~!!
何回もレッスンをとると歌を自然に覚え、レッスン内では先生が流す音源と一緒に歌っています。
Let’s Go シリーズの利点
Let’s goシリーズの利点について改めてまとめてみました。
Let’s Go シリーズの利点
・多くのオンライン英会話スクールで使用されている
・テキストの質が高い
・テキスト以外のコンテンツが多い(公式の動画、ワークブック等)
30年の歴史がある
Let's Goシリーズは、長年使用してされてきた歴史あるテキストです。
Let’s Go シリーズは、1990年に最初のLet’s Go シリーズが出版されました。
Let’s Go シリーズは、オンライン英会話のサービスが始まって十数年、多くのスクールから長年使用されてきたテキストです。
長年オンライン英会話スクールで使用されてきた理由として以下が挙げられます。
・日本語の喋れない先生もテキストに沿った段階的な指導でわかりやすく指導できる。
・英語初心者のお子様もイラストや写真から単語やフレーズを理解することができる。
少しずつ改定され、最新のテキストは第5版(5th Edition)です。
のんびり家では4、5年前からオンライン英会話をとっており、最初の頃は第3版(3rd edition)を使用していました。
多くのオンライン英会話スクールで使用されている
Let’s Go シリーズは、多くのオンライン英会話スクールで使用されています。
のんびり家ではその時のライフスタイルやオンライン英会話スクールのサービスに応じて、スクールを変えてきました。
スクールは変えてきたもののテキストはずっとLet’s Go シリーズを使ってきたのでスクールの移行が簡単にできました。
子供達のストレスも少なくてすみました。
テキストの質が高い
何度もこの記事で書いてきましたが、Let’s Go シリーズは、4技能(聞く、話す、読む、書く)のバランスが取れた質の高いテキストです。
まだ、机に座って勉強する習慣がない小さなお子さんでも楽しく勉強できる工夫が盛り込まれています。
テキストにはイラストや絵が多用され、初めて習う単語もイメージですんなりと身に付く工夫がされています。
また習った単語やフレーズはチャンツやゲームを通して定着を図ることができます。
次女も3年生になりLet’s Go 5になってからは少なくなりましたが、習ったフレーズを使用して先生とよく「guessing game !」 をやっていました。
例えば、Let’s Go 4のあるユニットでは以下のフレーズを習います。
2. went to the mall(モールに行った)
3. slept late(寝坊した)
4. took a test(テストを受けた)
5. flew a kite(凧を飛ばした)
6. won a race(レースに勝った)
以上のフレーズにはそれぞれ関連しているイラストがついています。
先生と一緒に読んだり、先生に促されて自分でフレーズを読んだりした後は、先生が「guessing game!」と言ってランダムに先生がジェスチャーをします。
そのジェスチャーを見て、子供が「flew a kite!」と答えていきます。
その逆もあります。子供が上記の6つのフレーズに関連したジェスチャーをして先生に答えてもらいます。
この「guessing game!」 はテキストに盛り込まれた内容ではありませんが、イラストが沢山使われており「guessing game!」がやりやすいのです。
また、このゲームによって、単語やフレーズが覚えやすくなります。
テキストにはチャンツやゲームなどふんだんに盛り込まれており、上記の6つのフレーズをいろんな形(ロールプレイ、チャンツ等)で何回も練習することができます。
テキスト以外のコンテンツが多い
Let’s Go シリーズにはテキスト以外のコンテンツが豊富にあります。
Let’s Go シリーズのテキスト以外のコンテンツ
② フォニックスに特化したLet's Go Phonics
③ テキストと連動した公式HP内の動画や音声ファイル
Let's Goシリーズのテキスト以外のコンテンツとしてフォニックスに特化したLet's Go Phonicsがあります。
これもテキストに連動しています。
ただし、フォニックスに特化しています。
フォニックスは英語における文字と発音との間のルールを学ぶ学習法であり、フォニックスを学ぶことによって、単語や文章の中で英語をどのように発音すればいいかが分かると言われています。
Let's Go シリーズのテキスト内でもフォニックスは教えてくれますが、全シリーズを通して少しずつ習っていきます。
Let's Go Phonicsで一気に発音方法を学ぶのも手ですよね。
ネイティブキャンプ(Native Camp)では、このLet's Go PhonicsとLet's Goシリーズのテキストを併用したしたレッスンもあります。
Let's Goシリーズのテキスト以外のコンテンツとして公式HPでは動画や音声ファイルをはじめとした様々なコンテンツを利用することができます
ただし、5th Editionに対応した内容です。

② Let’s Watch:重要フレーズを使用した会話のビデオをみることができます。
③ Dictionary :各ユニットで習う単語の発音をイラストと共に学べます。
④ Downloads :音声ファイルや塗り絵をダウンロードできます。
のんびり家では長女も次女もネイティブキャンプ(Native Camp)でレッスンをとっています。
現在、ネイティブキャンプ(Native Camp)では基本的にLet’s Go 5の5th Editionを使用したレッスンを提供していますが、次女はごく最近まで4th Editionを使用したレッスンをしていました。
長女が使っていた4th Editionのテキストを次女がそのまま使ってレッスンをお願いしていました。

先生にお願いすれば4th Editionでもレッスンしてくれたよ~
そのため、動画などのコンテンツを知らなかったのですが、ビデオでは重要フレーズをどんな場面でどのように使えばいいのかがわかるのでイメージしやすくとても分かりやすいですね。
そして公式で出しているようではないので、この記事で紹介するのはやめたのですが、テキストを解説したYou Tubeもあるようです。
世界中で使われているテキストならではですね~
Let’s Go シリーズの注意点
Let’s Go シリーズの注意点として、英会話スクールによって、同じLet's Goシリーズでも違う版(4th Editionまたは5th Edition)を使用してレッスンをしている場合があります。
ちなみに次女が習っているネイティブキャンプ(Native Camp)では少し前までは4th Editionを使用してレッスンを行っていましたが、最近は5th Editionを使用してレッスンを行っています。
ちなみにDMM英会話のHPではどのテキストを使用してレッスンが行われているか言及されていませんでしたが、テキストの中身を確認すると現時点では4th Editionを使用してレッスンが行われているようです。
(正確にはDMM英会話にお問い合わせください)
4th Editionと5th Editionの両方を使ってみた感想として、基本的な内容は同じです。
ただし初めてテキストを買う場合は注意して買う必要があります。
ただ、ネイティブキャンプ(Native Camp)のレッスンで、次女は長女からの流れで4th Editionを持っていたので先生に4th Editionでのレッスンをお願いしていました。
Let’s Goシリーズの対象年齢とレベル
Let's Goシリーズの対象年齢とレベルについて、Let’s Go シリーズがどのようなレベルで何歳から初めていいのか?迷いますよね。
参考にIIEEC(Let’s Go シリーズの著者、仲田利津子先生が主催する英語教師トレーニングセンター)によるLet’s Go シリーズの対象年齢と私の娘達が何歳から始めたのか以下に載せました。
対象年齢 | のんびり家の軌跡 | ||
IIEEC公式HPより | 長女 | 次女 | |
LET'S BEGIN 1 | 未就園児から幼児 | 年中4月から | |
LET'S BEGIN 2 | 幼児から小学校低学年 | 年中 | |
LET'S GO 1 | 小学生低学年から | 1年生 | 年長 |
LET'S GO 2 | 1年生 | 年長 | |
LET'S GO 3 | 1~2年生 | 1年生 | |
LET'S GO 4 | 2年生前半 | 2年生 | |
LET'S GO 5 | 2年生後半 | 3年生 | |
LET'S GO 6 | 3年生 |
また各テキストで勉強できることについてDMM英会話から抜粋した画像を載せました。
DMM英会話HPより
また、多くのサイトでは、以下のようにLet's Go シリーズのレベルと英検との対応をについて以下のように記載しています。
・Let’s GO2:英検ジュニア・シルバー
・Let’s GO3:英検ジュニア・ゴールド
・Let’s GO4:英検5級
・Let’s GO5:英検4級
・Let’s GO6:英検3級
私の体感としてもオンライン英会話でLet’s Go シリーズを最後まで学習し、その学習が定着していれば、英検3級にうかるレベルだと思います。
またネイティブキャンプ(Native Camp)ではお子様のレベルチェックができます。
Let’s Goシリーズの構成
Let’s Go シリーズの構成ですが、テキストごとにらせん階段のごとく少しずつレベルがあがるもののその構成はほぼ同じです。
テキストはユニットに分かれています。
以下テキストのポイントをざっくりとまとめてみました。
・会話を通してテーマ(重要表現やフレーズ、文法や文型等)の確認する。
・テーマに沿って単語やフレーズを学習する。
・ロールプレイで習った文法や単語、フレーズの定着を図る。
・ストーリーや問題を通して習った文法や単語、フレーズの確認する。
Let’s Go シリーズであればどのシリーズやユニットでも同じような構成で作られています。
ユニット全体を通して全て同じテーマ(会話における重要表現やフレーズ、文法や文型等)を重点的に学びます。
一例として次女が今学んでいるLet’s Go 5 (5th Edition)のユニット2の構成をまとめてみました。
Let’s Go 5 (5th Edition)、ユニット2
テーマ:比較表現(比較級、最上級、as~as等)を学ぶ
A:2人の少年の動物に関する会話を通して比較の表現を学習する。
(slower than、faster than等)
B:上記会話のビデオ
C:先生の質問に答えながら比較表現の学習と定着を図る
D:比較表現が盛り込まれたチャンツを歌って学習内容の定着を図る
A:動物の名前とそれに関する比較表現を学習する。
(slow、slower、slowest等)
B:イラストを見ながら先生の質問に答えて学習の定着を図る
C:イラストを見ながら先生の質問に答えて学習のタイ着を図る
D:比較表現が盛り込まれたチャンツを歌って学習内容の定着を図る
A:これまでよりも難しい単語を学習(colorful、expensive等)
B:これまでよりも難しい比較表現を学習
(least colorful→less colorful→colorful→more colorful→most colorful等)
C:イラストを見ながら先生の質問に答えて学習の定着を図る
D:先生とゲームをして学習の定着を図る
E:イラストを見ながら先生の質問に答えて学習内容の定着を図る
A:これまで学習した比較表現が入った記事を読む
B:記事の内容を理解しているか先生の質問に答えて確認(2問のみ)
C:記事内の重要な単語(1つだけ)に関する先生の質問に答えて確認
D:記事の内容を理解しているか先生の質問に答えて確認(2問のみ)
E:先生と問題を解いて似ている発音の確認(arとirの違いについて)
F:先生と問題を解いて最上級を理解しているかどうか確認(small→smallest等)
Let’s Goシリーズを実践した後のの長女の実力と反省点
Let's Goシリーズのレッスンを受けた後の長女の実力は、3級に受かるか受からないかのレベルだったと思います。
反省点もいっぱいあります。
長女は4年かけてLet’s Goシリーズを終了しました。
Let's Goシリーズで学習した内容がきちんと身についていれば、中学校卒業レベルの文法知識と単語力はついていると思いますが、長女は完璧に身についているとは言えませんでした。
Let's GoシリーズはLet’s Go 6が終了している時点で、一通りの助動詞、現在完了形、不定詞、動名詞なども習っており、中学生が習うべき文法はほぼ習っていたはずですが、きちんと理解して使いこなせてはいませんでした。
ある程度のやり取りはできるものの、定着していない状態でした。
また大人のように文法を系統だって理解しているわけでもありませんでした。
ちなみに日本英語検定協会によると英検3級は中学卒業程度の内容だそうです。
・今日何した?明日の予定は?などの先生の質問に対して、簡単なやり取りができた。
・過去形や未来形を使用した会話はできた。
・現在進行形を使用した会話はできた。
・簡単な助動詞(can、will)を使用した会話はできた。
・why等を使用した簡単な質問ができた。
・私の補助なしでレッスンを英語で進めることができた。
・簡単な単語を使用したごく短い記事を読むことができた。
・覚えている単語、フレーズが圧倒的に少なく、先生と細かいやり取りはできかった。
・助動詞(should、may、might、could、must)を使用した会話ができなかった。
・現在完了を理解していなかった。
・5W1Hを全て使用した質問が自由にできなかった。
・関係代名詞の文法的意味を理解していなかった。
・長い記事が理解できなかった。
・記事が長くなると理解できなかった。
長女は次女と比べると真面目な性格で次女のようにテキストに落書きしてみたり、パソコンでほかの画面を開いてこっそりさぼったりすることなく、レッスン中の態度もよく、集中してレッスンを受けてきましたが、テキストを進めることばかり気にして定着がはかれていませんでした。

次女は余裕がでるとすぐにレッスン中に落書きして遊びはじます(泣)
長女は、定着をはかるためにもう少し工夫が必要だったと反省しています。
・もっとゆっくりとレッスンを進めるべきだった(復習を何回もさせるべきだった)
・ワークブックも併用するべきだった。
・レッスン以外でも音声等で英語に触れさせるべきだった。
(たまに聞かせていたが毎日ではなかった)
・レッスン以外でも多読等で英語に触れさせるべきだった。
完全な言い訳ですが、レッスン以外であまり時間がとれなかったのも事実です。
多読がいいのは自分の経験からもよく分かっていたのですが、私の仕事が忙しい時など英語の本を読み聞かせる時間がとれませんでした。
また英語の本を読む時間があれば、日本語の本を読ませていました。
習い事や他の家庭学習に忙しく(もちろん遊びも)、1日25分の時間をとることで精いっぱいでした。
もし保護者の方に余裕があれば、ぜひオンライン英会話のレッスン以外に英語の時間をとって定着を図ってください。
現在、次女はレッスン以外で英語を勉強させようとするととてもいやがりますが、ゆっくりとテキストを進める(何度も同じところを復習)ことによって定着を図っています。
また長女、次女ともに英語の簡単な本が読めるようになったのでオックスフォードリーディングツリーなどを利用した多読も進めていきたいと思っています
ただ、ほぼオンライン英会話だけでも続ければ、小学5年生で英検3級に受かることができます。
・小学1年生の3学期からオンライン英会話でレッスンをする。
・2日1度の割合でレッスンをとる。
・ほぼフィリピン人の先生からレッスンをとる。
・小学4年生で英検4級取得。
・小学5年生の2学期に英検5級取得(正答率90%ぐらい)
長女にとって中学校から始まる本格的な英語学習に向けて、小学生のうちに英検3級を取ることができたという事実は大いに自信になったようです。

英語好きになってきた!!
まとめ
今回は、オンライン英会話スクールで使われている、Let's Goシリーズとはどんなテキストなのか、のんびり家の経験も踏まえて解説しました。
Let’s Go シリーズは、4技能(聞く、話す、読む、書く)がバランスよく学べる質の高いテキストです。
またイラストが沢山あり、ゲームやチャンツも盛り込まれ、Let's Goシリーズを使用したレッスンはお子様が楽しく学べるはずです。
のんびり家ではいっぱい反省点もありますが、、、ぜひのんびり家の反省点を参考にして、有意義な学習を進めて行ってほしいなと思います。
●Let's Go シリーズ
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